慢性腰痛(慢性痛)の方に鍼灸の効果的なアプローチ方法

NHKスペシャル腰痛治療革命から(慢性痛)

慢性腰痛(慢性痛)の方に効果的なアプローチ方法をご紹介いたします。

病院、整形外科等の画像診断上は問題がないが、
3ヶ月以上痛みが続くことを、慢性腰痛(慢性痛)と呼ばれています。
日本には、およそ1400万人ほど罹患されています。

最近では、慢性腰痛(慢性痛)を診る場合、脳も原因となることがあると考える事が必須になってきております。

慢性腰痛(慢性痛)のメカニズム

腰痛への恐怖、ストレス、不安感から、


脳の中でもDLPFC (dorsolateral prefrontal cortex:背外側前頭前野) とは脳の一部。痛みの回路を抑制し興奮を沈める司令を出しネガティブな感情をコントロールする所。慢性痛患者ではこの仕組みが衰え、痛みの回路の興奮が収まらず、身体的な原因が無いにも関わらず痛みを感じてしまう。また、痛みが長引くほどDLPFC体積の減少や機能低下が見られる他、うつ病患者でも同様に減少縮小が見られる。(うつ病患者の30.6%が慢性疼痛を抱えているとも言われている)の働きが悪くなる。
DLPFCが衰える原因は、痛みからの恐怖心でした。
強い恐怖心が脳の中で生まれるとDLPFCにストレスがかかり、次第に活動が衰えていきます。

どうしたらDLPFCは元に戻るのか?
痛みの恐怖心を取り除けば、元に戻ると言われています。

すなわち、脳の衰えたDLPFCの活動を元に戻し、痛みの回路を沈める指令を出すようにすることだといいます。

本来、痛みは脊髄神経の電気信号によって脳に伝えられ脳の神経細胞が興奮して「痛みの回路」が出来ますが、脳で感じる痛みを沈める役割をしているのがDLPFCです。

 

【DLPFCの機能回復に対応する頭の経穴(ツボ)への刺鍼】

・頭部のツボの通電

・四肢へのツボの通電などからツボを選び、4~6本ほど鍼を打ちます。

また、慢性疼痛を訴える方の殆どが交感神経過緊張(緊張状態)でもあるので、緊張を緩めるための鍼や灸も同時に行います。前述の通り、うつ病はじめ、心の状態が不安定な方もDLPFCの機能低下が見られますので、心因性の諸症状にもよく使う治療法です。

 

具体的には、
腰痛への不安を解消する映像を見る、
恐怖心を克服する運動をする、
さらに専門的な心理療法の認知行動療法を取り入れるなど。

脳における最新の研究途中の知見であり慢性腰痛や腰以外の痛みも、

全ての原因が脳にあるというのではなく、脳にもアプローチをして、不安感を軽減することも効果的ということです

具体的な方法も示されていましたが 当院では、これらの方法より簡便に、

痛みのある患部と同時に、たなか式鎮痛鍼灸療法 頭皮への鍼通電で、脳・中枢神経・DLPFCにも直接アプローチが可能です。

また、自律神経からも、緊張感・不安感を軽減できるよう施術を行なっています。

たなか式鎮痛鍼灸療法は、一回7,000円で施術致します。

 

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